フランスでは、路上での口笛やその他の嫌がらせに対し、その場で男性に罰金を科す新法が検討されています。
フランスの男女平等担当大臣マルレーヌ・シアパ氏は、計画を発表しました。10月16日月曜日、政治家、警察官、裁判所関係者で構成する特別委員会を設置し、セクシュアルハラスメントに当たる行為を明確に定義する計画です。シアパ氏はまた、法案の提案について市民への意見募集も開始しました。フランスの法案は来年、国会議員による採決にかけられる予定です。
「社会全体が、何を受け入れ、何を受け入れないのかを改めて定義しなければならない、ということです」とシアパ氏は『ラ・クロワ』紙に語りました(フランス語の記事へのリンク)。カトリック系の新聞です。
シアパ氏の発表は、セクシュアルハラスメントや性的暴行をめぐる議論が激化するなかで行われました。多くの女性が、ハリウッドの大物ハーヴェイ・ワインスタインから性的嫌がらせを受けたと次々に証言するなか、フランスのラジオジャーナリスト、サンドラ・ミュレール氏は、フランスの女性たちにツイッターで「#balancetonporc」(豚野郎を告発しよう)と投稿し、加害者を公に非難するよう呼びかけました。このハッシュタグは先週末、フランスのツイッターでトレンドの首位に立ちました。これにより、女性たちが日常で経験するセクシュアルハラスメントや性的暴行を共有する世界的な#MeTooキャンペーンに弾みがつきました。
シアパ氏はRTLの取材に応じ(フランス語の記事へのリンク)、フランスの法案について、「現時点では路上でのハラスメントが法律で定義されていないため、まったく必要です……今は被害を申し立てることができません」と述べました。また、この法案は子どもへの性的暴行にも対処し、同意年齢を明確に定めます。パリの裁判所が、11歳の少女は28歳の男性との性行為に同意していたと衝撃的な判決を下したことを受けたものです(有料記事)。
フランスのファーストレディ、ブリジット・マクロン氏も今週、この問題に言及し、女性たちに、虐待的な男性について「沈黙を破る」よう呼びかけました。「こうしたこと(ハラスメント)は、すぐにでもすべて止めなければならないと思います。声を上げられるようになることは、起こり得る最良のことです。(声を上げる人たちは)とても勇気があります。沈黙を破るよう促したいです。すばらしいことです。本当に何かが起きています」と、パリの劇場でアンドレア・ベスコン作・一人芝居『レ・シャトゥイユ』(くすぐり)を観劇した後に語りました。マクロン氏は、ニコル・ベルベ氏(法務大臣)とマルレーヌ・シアパ氏(男女平等担当大臣)とともに観劇しました。
エマニュエル・マクロン大統領は先週の日曜日(10月12日)、ワインスタイン氏から名誉あるレジオン・ドヌール勲章を剥奪すると述べました。同氏は2012年に、当時のニコラ・サルコジ大統領からこの勲章を授与されていました。


