シンガポール国立大学は、アジアを代表する学術機関の座を3年連続で守りました。
同大学は、教育・研究環境の改善、被引用影響度の向上、収入の増加を実現し、350を超える大学との競争を制しました。
これは、Times Higher Education(THE)の「アジア大学ランキング2018」によるものです。同ランキングは、研究の影響力、男女比、国際性など、13の実績指標で大学を評価しています。
一方、中国の複数の大学が今年のランキングで順位を上げ、清華大学が北京大学を抜いて総合2位となりました。
THEによると、清華大学の順位上昇は主に、北京大学と比べて優れた論文発表数によるものです。
アジアランキングには、中国の大学が計63校ランクインしています。中国の特別行政区に指定されている香港からは、香港大学(4位)、香港科技大学(同率5位)、香港中文大学(7位)など、トップ10に3校が入りました。
一方、ランキングに掲載された大学数が最も多いのは日本で、実に89校がランクインしました。そのうち最上位は東京大学で、前年から1つ順位を下げて8位でした。
京都大学はトップ10にわずかに届かず11位でしたが、世界ランキングでは2017年の同率91位から、今年は同率74位へ上昇しました。
アジアランキングでは、韓国からソウル大学校が9位、韓国科学技術院が10位にランクインしています。
世界ランキング
アジアの大学の中にはTHEの世界大学ランキング2018で上位に入った大学もありますが、トップ20入りした大学はありません。
興味深いことに、世界ランキングでは北京大学(同率27位)が清華大学(30位)を上回っています。THEによると、これはアジアに特化したランキングでは実績指標が「再調整」されているためです。
世界の大学トップ2は英国にあり、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学の順です。
一方、世界ランキングでは米国が圧倒的で、トップ10に米国の大学が6校入っています。このうちカリフォルニア工科大学とスタンフォード大学はともに総合3位、マサチューセッツ工科大学は5位でした。




