大学で過ごす期間はほんの数年かもしれませんが、私たちがどのような人間になるかやキャリアの歩みに影響を与え、生涯にわたる思い出ももたらします。多くの学生は学んだ都市に愛着を持ち、何十年たってもその都市の良さを語ります。
では、データは何を示しているのでしょうか。トロント大学マーティン・プロスペリティ研究所(MPI)の研究者が、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)の提供データを分析し、その答えを導き出しました。

答えその1
MPIによる最初の分析では、THE世界大学ランキングに掲載された大学の数が最も多い都市を調べました。
ロンドンとロサンゼルスが同率首位で、どちらもトップ100に4校が入っています。香港、ボストン・ケンブリッジ、ベルリンが3校で続きます。
トップ100に2校が入っている都市も複数あり、北京、ニューヨーク、シドニーなどが挙げられます。意外に思える都市もあるでしょう。オランダのユトレヒトとアトランタもランクインしています。
各都市の最優秀大学を含む全リストは、こちらでご覧いただけます。手法についての詳しい説明もあります。
答えその2
続いてMPIの分析対象は、THEのリストにある上位500大学に広がりました。
ロンドンが明確な首位となりました。上位500大学全体の3%が英国の首都にあります。世界トップ100に入る大学が1校だけであるにもかかわらず、パリが2位です。
メルボルンから香港、フィラデルフィアまで、リストには世界各地の都市が並びます。
答えその3
おそらくこれまで考えたこともない質問への答えです。しかし、物事を見る興味深い切り口であることは確かです。
人口当たりの上位大学数が最も多い都市はどこでしょうか。
ストックホルムが大差で首位です。スウェーデンの首都では、住民100万人当たり上位500大学が3.4校あります。
リストの残りは主要な世界都市で占められています。人口の多さを、上位大学の多さが補っています。
優れた大学を決めるものは何でしょうか。
大学はどのようにして世界最高峰の一つにランク付けされるのでしょうか。

THEは、評価の基礎となる指標の一部を示す上のインフォグラフィックを作成しています。各地域の最上位大学のスコアと、上位200校の平均を示しています。

