大学別では、ユニコーン創業者を最も多く輩出しているのはスタンフォード大学だ。しかし、インド工科大学群(IIT)も僅差で、ハーバード大学とカリフォルニア大学(UC)に次ぐ4位につけている。
これは、英国のソフトウェア企業セージによる分析結果だ。上位15位のうち9校を米国の大学が占める一方、IITの好成績は、インドがスタートアップの拠点として台頭していることを反映している。ユニコーンとは、評価額が10億ドルを超える非公開企業を指す。
昨年の報告書によると、インドは現在、テクノロジー系スタートアップの世界第3位の集積地となっている。
スタンフォードが首位を独走

ランキングではスタンフォード大学が大きく抜きん出ており、米国全体の優勢を反映している。
ただし、IITは23の自治機関からなるグループであるため、他の大学と比較する際はこの点を念頭に置く必要がある。最初のIITは1950年にカラグプルに設立され、その後、国内各地に設立された。
IITの成功は、インドの高等教育制度全体の改善を反映している。
インドは、タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの「BRICS・新興国大学ランキング2017」にランクインした大学の割合を前年から増やした。掲載数では第2位の国となり、上位300校に27校、上位200校に19校が入った。前年の16位から上昇した。

起業家精神にあふれるインド
NASSCOM/Zinnovの報告書によると、インドには今や、著名なイノベーション拠点であるイスラエルや中国よりも、テクノロジー主導型のスタートアップが多い。
政府の優遇策もこの急成長を後押ししてきた。「スタートアップ・インディア」は、全国で起業家精神の促進に取り組んできた。
インドは世界で最も若いスタートアップ国家でもあり、創業者の約4分の3が35歳未満だ。


