赤ちゃんを幸せにするために科学的な検証を受けた、初めての楽曲として紹介されています。
「車の中でビープ、ビープ」といった歌詞を、明るい長調のメロディーに乗せ、親たちが赤ちゃんを喜ばせると言う音を取り入れた「The Happy Song」には、調査によると幼い子どもたちを笑顔にするあらゆる要素が詰まっています。
この曲は、乳児・幼児向けミルクブランドのCow & Gate(C&G)と広告代理店BETCが、オンラインコミュニティー「C&G Baby Club」のために依頼したものです。両者は1,000人を超える親に、赤ちゃんを喜ばせる音を尋ねました。最も多く挙がったのは、「ブー」という言葉、くしゃみ、キスの音、動物の鳴き声でした。
こうした音を使い、グラミー賞受賞者のイモージェン・ヒープが、テンポ、コード進行、音高、リズム、さまざまな音楽的手法を変えた4曲を作曲しました。ロンドン大学ゴールドスミス校の児童心理学者・音楽心理学者、キャスパー・アディマンとローレン・スチュワートも協力しました。
アディマンとスチュワートは、大学のInfantLabで、生後6か月から2歳までの赤ちゃん50人以上に曲を聴かせました。音楽コンサルタント会社Felt Musicの協力を得て、動きや表情、心拍数、発声などの反応を観察し、どの要素が赤ちゃんを最も喜ばせるのかを調べました。
テンポや音高を上げ下げし、破裂音(息の流れを止めて作る子音)を加えました。心理学者たちは、こうした音が赤ちゃんの好反応を引き出すと予想しました。数か月にわたる検証を経て、最終的な曲が完成しました。
乳児期の学習を専門とする発達心理学者のアディマンが、検証を主導しました。彼はこう述べています。「これまで研究者たちは、音や音楽が赤ちゃんを落ち着かせたり、苦しませたりする仕組みを調べてきました。どんな音が赤ちゃんを幸せにするのかに焦点を当てた人は、ほとんどいませんでした。
「親、赤ちゃん、科学者、そして才能あふれるイモージェン・ヒープという異色のチームが、それぞれ独自の要素をこのプロジェクトにもたらしました。その結果、赤ちゃんを笑顔にする、楽しく気分を高める曲が生まれました。」
この動画では、「The Happy Song」が8か月をかけて作られた舞台裏を紹介します。

