ロボットがカメルーンの女性たちの就労を後押し

Janet Fofang and the robotics team pose for a photo in the NextGen Centre with the robot they have assembled in Yaounde, Cameroon on July 11, 2018. Thomson Reuters Foundation/Inna Lazareva
Image: Thomson Reuters Foundation/Inna Lazareva
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緑色の光が閃くと、ロボットが音を立てて部屋を勢いよく横切る。15歳のザビエラ・ングエフォとチームが送るリモコンの指示に従っている。

未来を描くSFファンタジーに登場してもおかしくない光景だが、実際に繰り広げられているのは、穴だらけの道路と頻繁な停電で知られるカメルーンのほこりっぽい首都ヤウンデだ。

女子の4人に1人が読み書きさえ習わない国で、ヤウンデのNextGenセンターで学ぶカメルーンの若者約20人の一人、ザビエラは人工知能の基礎を身につけている。

「学校で教わる物理がここではすべて応用されているので、こういうことをするのが大好きです」と、彼女はトムソン・ロイター財団に語った。「それに、少し頭がよくなる気がします!」

このセンターを発案したのは、先駆的な科学者で教師でもあるジャネット・フォファン氏だ。特に女子に力を入れながら、自国の未来を担う技術革新者を育てることを目指している。

ここでは若いカメルーン人がコーディングやロボット製作を学び、高度なコンピュータースキルを身につけられる。生徒800人を抱える技術学校など、フォファン氏が立ち上げた一連の取り組みの一つだ。

「テクノロジーが貧困から抜け出す有効な手段だと、私たちは身をもって知りました。そして、この地域では女性が常に貧困線上にとどまっていることも、誰もが知っています」と彼女は語った。

国連児童基金(ユニセフ)が2016年に発表した調査によると、カメルーンでは女子のほぼ3人に1人が18歳までに結婚しており、そのため早くに全日制教育を中退することも多い。

2016年には、学校に通っていない子どもの95%が女子だった。また、入手可能な最新の国連データである2010年のデータでは、カメルーンの非識字者の60%を女性と女子が占めていた。

女子教育は、子ども一人ひとりの枠を超え、社会全体に幅広い恩恵をもたらすことが研究で示唆されている。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の調査によると、すべての女子が中等教育を受けられれば、子どもの死亡数は半減し、世界で約300万人の命が救われる。

フォファン氏は、女子にテクノロジーを教えることは「世代から世代へと続く貧困」の連鎖を断ち切る助けになると話す。一方で、社会の意識や機会の不足が、今も女子の前進を阻んでいるという。

「カメルーンでは、野心が強すぎる女子はよく思われません。野心を持ちすぎると、社会から批判されます」と彼女は語った。

ガラスの天井

社会に足を引っ張られることを許さなかった女性の一人が、化学技術者のペルシス・ンバンシ氏だ。ガラスの天井を破った、ごく少数のカメルーン人女性の一人である。

彼女が働くカメルーンのアルミニウム工場では、男性技術者500人の中で女性は彼女一人だ。

ンバンシ氏は他の女性技術者たちとともに、テクノロジー分野で活躍する女性を紹介するソーシャルメディアの取り組み「Hidden No More Cameroon」を立ち上げた。

着想のもとになったのは、1960年代にNASAで働き、逆境を乗り越えたアフリカ系米国人女性数学者3人の物語を描いたハリウッド映画『ドリーム』だ。

「女性は台所にいるものだという文化的背景があります」とンバンシ氏は語った。「でも、地域で誰かが『あの人なら知ってる。石油技術者よ』と言う場面を想像してみてください」

中央アフリカと西アフリカの間に位置する低中所得国カメルーンは、石油やガス、木材、鉱物などの天然資源に恵まれている。それでも、人口2,370万人のうち40%が貧困線を下回って暮らしている。

世界銀行は4月、同国は生産性を高め、民間部門の潜在力を引き出す必要があると述べた。

「うまくいった!」

電気技術者の資格を取得した後、フォファン氏はヤウンデで最も貧しい学校の一つに勤めた。教師の大半は、基本的なコンピュータースキルさえ持っていなかった。

2009年、彼女は母親と姉妹の協力を得て、自ら資金を出し、タッサー・アカデミーを設立した。同校はテクノロジーを専門とし、生徒の60%が女子だ。

5年後、国内各地の女子生徒にテクノロジーを届けようと、彼女は他の学校にもクラブを設立し、女子の科学・技術・工学・数学(STEM)への関心を高める取り組みを始めた。

8月、ザビエラとチームは、安定した電力システムを提供するロボットを考案する国際大会に参加するため、メキシコへ向かう。カメルーンで停電が頻発するだけに、彼女たちにとって身近なテーマだ。

「本当にいら立つことがあります。話している今も、停電が起きることがあるんです」と、問題への取り組みを続けたいと話すザビエラは語った。

その一方で、ロボット工学は、チームや学校の男子に対して自分の意見を主張する助けにもなっている。男子は自分たちが一番よく分かっていると思いがちだと彼女は話す。

ザビエラは最近、問題の解決策を思いつき、男子たちに自分が正しかったと認めさせた出来事を振り返った。

「すごくうれしかったです!」と彼女は笑った。「私の解決策、うまくいったんです!」

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