女子教育を怠れば、世界は30兆ドルの損失を被る可能性

School girls play soccer in Villa Ingenio, El Alto outskirts in La Paz, Bolivia, June 1, 2018. REUTERS/David Mercado
Around 132 million girls worldwide aged 6 to 17 do not attend school.Image: REUTERS/David Mercado
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女子が教育を修了できなければ、逸失賃金と生産性の低下により世界は最大30兆ドルの損失を被る可能性がある一方、世界では1億3,000万人を超える女子が学校に通えていないと、世界銀行は7月11日水曜日に発表した。

中等教育を修了した女性は、就労する可能性が高く、就学経験のない女性に比べ平均所得がほぼ2倍に上ると、世界銀行の報告書は述べている。

世界では6~17歳の女子約1億3,200万人が学校に通っていない。低所得国では初等教育を修了する女子は3分の2に満たず、前期中等教育を修了するのはわずか3分の1だと、世界銀行は述べた。

世界中のすべての女子が質の高い教育を12年間受けて修了すれば、女性の生涯所得は15兆ドルから30兆ドル増加する可能性があると、報告書は述べている。

「全体として、メッセージは明確です。女子に教育を受けさせることは、正しいことというだけではありません」と世界銀行は報告書で述べた。

「各国が開発の潜在力を実現するうえでも、経済的、戦略的に理にかなっています。」

女子が中等教育を修了することによるその他の好影響には、児童婚の減少、人口増加率の高い国での出生率低下、子どもの死亡率と栄養不良の減少が含まれると、世界銀行は述べた。

「ジェンダー不平等が世界の進歩を妨げる状況を、これ以上放置するわけにはいきません」と、世界銀行の最高経営責任者クリスタリナ・ゲオルギエワ氏は声明で述べた。

女子教育の恩恵は、初等教育と比べて中等教育段階で大幅に大きいと、世界銀行の主任エコノミストで報告書の主執筆者であるクエンティン・ウォドン氏は述べた。

「もちろん、すべての女子が初等教育を修了するよう確保する必要はありますが、それだけでは十分ではありません」とウォドン氏はトムソン・ロイター財団に語った。

中等教育を修了した女性は、パートナーから暴力を受けるリスクが低く、子どもが栄養不良になる可能性も低い。また、その子ども自身も就学する可能性が高いと、報告書は述べている。

「教育を受ける機会がないために1億3,000万人の女子がエンジニアやジャーナリスト、CEOになれないとき、世界は何兆ドルもの価値を失っています」と、2014年ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイ氏は声明で述べた。

「この報告書は、女子への投資を遅らせる余裕はないということを、さらに裏付けるものです」とユスフザイ氏は述べた。同氏は教育活動家で、2012年、15歳のときにタリバンの銃撃犯に頭部を撃たれた。

報告書は、パキスタン人活動家であるマララ氏の誕生日を記念する7月12日木曜日の国連マララ・デーを前に発表された。

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