殺人事件で殺害された米国の10代少女の4人に1人は、交際相手に殺害されていることが、月曜日に発表された研究で明らかになった。若者の間のデートDVという「タブー」視されている問題の実態が浮き彫りになった。
専門家によると、10代の少女や若い女性は、暴力について話すことに恥ずかしさを感じたり、ためらったりすることが多く、一部の学校や保護者は、暴力的な関係について教えることに抵抗を示している。
交際相手に殺害された10代や若者の10人中9人は少女であり、加害者の10人中9人は少年や男性であることが、ワシントン大学の研究者らの研究で明らかになった。研究報告書は医学誌「JAMA Pediatrics」に掲載された。
「当事者が不健全だと認識するようなことを経験していても、周囲の大人に打ち明ける可能性は低いのです」と、同大学医学部のシニアフェローで筆頭著者のアバンティ・アディア氏は述べた。
「子どもが大学に進学する頃には、この問題について教え始めるには遅すぎます」と、同氏はトムソン・ロイター財団に語った。
この研究では、11歳から18歳の子どもが米国で殺害された事件を2,000件以上調査した。
殺害された少女の4分の1は、親密な関係にあるパートナーによって殺害されていることが判明した。
2017年に米国政府の研究機関である国立司法研究所が実施した以前の研究では、10代の3分の2以上が、前年に暴力的な親密な関係にあったと回答していた。
「この話題には、非常にタブー視される側面があります」と、虐待被害者の支援を行うニューヨークの非営利団体「ヒーリング・センター」でコミュニティ連携を担当するベルシェバ・デルガド氏は述べた。
米国の一部の州では、未成年者が加害者を遠ざけるための保護命令を申し立てることができる一方、成人の立ち会いや保護者への通知を求める州もあり、これが10代の若者による暴力の通報を妨げる可能性があるとアディア氏は述べた。
研究によると、女性被害者の大半は17歳または18歳で、交際相手は通常4歳年上だった。
死亡事件の約3分の2には銃が関与していた。
死亡事件の4件に1件以上は、嫉妬、破局、または関係を拒否されたことが原因となっていたと、アディア氏は述べた。

