クイズです。2016年に世帯所得の中央値が最も高かった米国の州はどこでしょう?
国内有数の富裕な都市を抱えるニューヨーク州やカリフォルニア州でしょうか?政府資金が潤沢なワシントン郊外を擁するメリーランド州やバージニア州でしょうか?有名な「石油収入の給付金」が男女や子どもを問わず一人ひとりに支給されるアラスカ州でしょうか?
米国勢調査局が発表した最新の2016年所得データによると、これらの予想はすべて外れです。信じられないかもしれませんが、正解は、
ニューハンプシャー州です。
「花崗岩の州」ことニューハンプシャー州の前年の世帯所得中央値は、驚くべき76,260ドルで、全国中央値の59,039ドルを約30%上回ったと、米国勢調査局は報告しています。
ニューハンプシャー州の典型的な世帯の年間所得は、米国で最も貧しい州であるミシシッピ州の典型的な世帯を35,000ドル上回りました。同州の所得中央値は41,099ドルです。言い換えれば、現在のミシシッピ州の所得中央値は、20年前の1997年におけるニューハンプシャー州の所得中央値(40,998ドル)とほぼ同じ低さです。
ニューハンプシャー州の所得中央値が高い主な要因の一つは、貧困率が全米で最も低いことです。同州の住民で貧困ラインを下回る人はわずか6.9%で、全国平均の13.7%を下回ります(ミシシッピ州では約21%が貧困状態にあります)。
また、ニューハンプシャー州の労働力人口は、以前発表された国勢調査データによると、全米でも教育水準が特に高い層に入ります。教育水準の高い労働者は、より多くの収入を得る傾向があります。
世帯所得中央値が75,923ドルのコネティカット州が、所得の高い州の第2位です。アラスカ州、メリーランド州、マサチューセッツ州がトップ5に続きます(全順位はこの記事の末尾に掲載しています)。
一方、所得が最も低い州は南部に集中しています。ミシシッピ州(41,099ドル)のほか、ルイジアナ州(42,196ドル)、ウェストバージニア州(44,354ドル)、ケンタッキー州(45,369ドル)、アーカンソー州(45,907ドル)が含まれます。
ただし、注意が必要です。これは調査データであり、他の調査と同様、所得の数値には標本誤差があります。人口が特に多い州を除くと、所得の数値の誤差幅は1,000~3,000ドルです。州ごとの差が数百ドル程度であっても、大きな意味はありません。
また、米国勢調査局が公表する世帯所得中央値は、他の連邦機関が発表する一人当たり所得の数値とは異なります。たとえば、経済分析局の数値がそうです。各データセットにはそれぞれ長所と短所がありますが、全体として傾向は似ています。たとえば、どちらのデータを見てもニューハンプシャー州はかなり良好な位置にあります。



