カナダは景気後退に陥っている。
カナダの国内総生産(GDP)は5月、予想に反して0.2%減少した。これはエコノミストが予想していた0.0%を下回る結果だった。
BNPのデレク・リンジー氏は「経済は直近7カ月のうち6カ月で縮小した」と指摘した。
資源に恵まれた同国経済は、世界的な原材料需要の減速を背景に、商品価格の下落による深刻な痛手を受けている。
しかも、すぐに状況が好転する兆しはない。
リンジー氏は「商品価格の下落が引き続き経済に重くのしかかっており、財の分野では鉱業、公益事業、製造業が最大の下押し要因となっている」と述べた。
そしてこれは、より一段の金融緩和を意味する可能性が高い。
リンジー氏はさらに、「カナダ銀行は、この報告を、今月初めの前回政策会合で利下げに踏み切った判断を裏付けるものと受け止める可能性が高い。投資と輸出が引き続き縮小局面にあり、家計債務の高水準を受けた住宅市場の調整や消費支出の後退に経済がなお脆弱なため、今後さらに金融緩和が進むと予想している」と付け加えた。
この記事は Business Insiderとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持していることを意味しません。
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著者:Sam RoはBusiness Insiderの副編集長。
画像:窓越しに見えるカナダ国旗。ロイター。



