新たに発表された 2015 Global Terrorism Indexによれば、2014年のテロリズムによる世界全体の経済的損失は529億ドルで、2001年以降で最も高い水準でした。
このチャートは、 Vision of Humanityの指数に基づくもので、IEPの算出によっています。これは直接的な費用(一部の間接的な費用を含む)を評価するもので、その手法は控えめです。チャートは、2000年から2015年までのテロリズムによる世界の経済的費用を、単位:10億米ドルで示しています。
チャートに示されているように、テロリズムによる経済的損失は2014年に最高値に達し、2001年の経済的影響を上回りました。これは2000年の数値の10倍に当たり、前年比では200億ドルの増加です。ただし、比較の観点から言えば、2014年の暴力犯罪および殺人による損失は1.7兆ドルに達しました。
次のチャートは、テロリズムがGDPに与えたコストを推計することで、一国(イラク)の経済への影響を示しています。
2005年以降、テロリズムがイラクに与えた損失は推定で 購買力平価ベースで1,590億ドルに上り、これは2014年の同国GDPの32%に相当しました。
ナイジェリアでは、テロリズムによって2010年に対内直接投資の流入が61億ドル減少したと推定されています。これは前年比でほぼ30%の減少です。また世界全体では、報告書は テロの影響を最も受けた10カ国 において、GDP成長率が0.51〜0.8%低下したと指摘しています。
ただし報告書が強調しているように、テロリズムが国の経済に与える影響は、テロの性質の多様さ、経済の回復力、治安水準など複数の要因に左右されるため、その経済的影響は一様ではありません。
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執筆者:Joe Myersは、Formative Contentのデジタルコンテンツプロデューサーです。
画像:色彩光線に照らされた全長45メートル(148フィート)の壁に触れる少年 REUTERS/China Daily



