若者にとって世界で最も暮らしやすい場所

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若者にとって世界で最も暮らしやすい国に、ドイツが選ばれた。

ランキングは、英連邦事務局の「世界青少年開発指数・報告書」に掲載された。同報告書は、15~29歳の世界人口18億人について、以下の5つの主要分野における生活の実態を調査・分析した。

Image: 世界青少年開発指数・報告書 2016

欧州が先行

同指数は183か国を対象とし、そのうち142か国で、5年間に青少年開発指数(YDI)のスコアが改善した。

上位10か国のうち8か国を欧州諸国が占め、デンマーク(2位)、スイス(4位)、英国(5位)が入った。欧州以外でランクインするほど高いスコアを獲得したのは、オーストラリア(3位)と日本(10位)だけだった。

Image: 世界青少年開発指数・報告書 2016

英連邦諸国では最も大きな改善が見られ、パキスタンを除くすべての加盟国が、2010年から2015年にかけてYDIスコアを維持または向上させた。

Image: 世界青少年開発指数・報告書 2016

英連邦諸国の順位では、オーストラリアが首位で、英国、ニュージーランド(世界ランキング11位)が続く。

若年人口は過去最多

「人間開発の多くは若者の運命にかかっており、現在、世界には歴史上かつてないほど多くの若者がいる。それにもかかわらず、若者に関するデータがいまだに乏しく、範囲も狭いことには驚かされる」と、UNDP人間開発報告書室長のセルイム・ジャハン博士は述べた。

「人口ボーナス」と呼ばれる状況について、報告書は、今後数十年が世界にとってこの若い世代の才能を生かす好機となると説明している。

しかし、乗り越えるべき課題もある。マティアス・ルンドベリとマシュー・ホブソンは、失業が明白化し、懸念が高まっていると指摘する。仕事に就いていない若者が2億5,000万~3億人、さらに無給または低賃金で働く若者が1億5,000万~2億人いるなか、雇用率を一定に保つだけでも、世界経済は「毎月数百万の雇用を創出しなければならない」。

大幅な改善にもかかわらずYDIスコアが最も低いサハラ以南のアフリカでは、わずか数十年後に若年人口が人口の中心を占めると予想されている。

アフリカにおける良好な統治を目指すモー・イブラヒム財団の創設者兼会長、モー・イブラヒム博士はこう説明する。「アフリカは若者の大陸です……3世代以内に、世界の若者の41%がアフリカ人になるでしょう。

「この資源を生かすには、若者に技能があり、雇用されていることが必要です。それが実現すれば、私たちの大陸にとって素晴らしい資源となります。」

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