昨年末時点で、世界には1,542人の億万長者がおり、総額6兆ドルの富を保有していたと、UBSとPwCによる新たな報告書は伝えている。彼らにとって朗報なのは、前年の5.1兆ドルから増加したことだ。
報告書によると、史上初めて、アジアの億万長者数が米国を上回った。
しかし、保有する富の総額では、依然として米国の億万長者が上回っている。2016年、米国の億万長者の資産総額は2.8兆ドルに達し、前年から15%増加した。アジアの億万長者の資産総額は2兆ドルで、2015年の1.5兆ドルから増加した。昨年、新たに億万長者となった人の4分の3は中国とインドの出身で、商品価格と不動産価格の上昇の恩恵を受けた。UBSとPwCは、わずか4年後には、アジアの億万長者の資産総額も米国を上回ると予想している。
億万長者が築いた富の大半は消費財・小売業界から生まれ、次いでテクノロジー業界が続く。2016年には、素材セクターに関わる億万長者の資産が最も大きく増加した。商品価格の急騰が、鉱業や石油業界の大物たちの懐を潤したためだ。



