1枚の図で見る、2000年にわたる経済史

A view shows the headquarters of French bank Societe Generale at the financial and business district of La Defense near Paris, France, September 6, 2017. Picture taken September 6, 2017. REUTERS/Gonzalo Fuentes - RC14DD0E9650
Comparing economic productivity over a mind-boggling time period.Image: REUTERS/Gonzalo Fuentes
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現代の地図が発明されるずっと前から時代や火薬が登場する以前から、世界の主要国は経済的・地政学的な覇権をめぐって激しく争っていた。

今日の図は、その歴史をできる限り簡潔に伝えている。西暦1年から現在まで、各国が世界経済に占める割合の変化を示すことで、驚くほど長い期間にわたる経済生産性を比較している。

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この図は、JPモルガンのマイケル・センバレストがリサーチレターで発表したものが原点で、IMFの最新データと予測に基づいて更新した。ご希望であれば、2008年までを対象とする元の図をThe Atlanticでご覧いただける。なお、2008年までのデータの原典は、ローマ時代にまでさかのぼる人口、GDPなどの推計値を発表した著名な経済史家、故アンガス・マディソンによるものだ。推計値。

大きな留意点

図を詳しく見れば、大きな問題に気づいただろう。データ点の間隔は均等ではなく、実際、その差はかなり大きい。

横軸の最初の間隔は1,000年、次は500年だ。近代に近づくにつれて、図は主に10年刻みになっている。このように尺度を変えるのは、データの可視化における大きな「禁じ手」だと、The Economistのブログ記事が正しく指摘している。

この指摘には全面的に同意するが、今回は例外とした。なぜか。20世紀初頭の信頼できる経済データを得るだけでも十分に難しく、それ以前の時代について規則的な間隔でデータを探すのは、骨折り損になりかねないからだ。同様に、異なる年を並べた積み上げ棒グラフでも、この物語を十分に伝えられない。

私たちは、人類史上最も裕福な人々の図でも同様の歴史データの問題に直面し、最終的には主に楽しみのためのものと位置づけた。今日の図と同じく、欠点はある。それでも、多くの背景を伝え、会話のきっかけになる。

私たちの見解

留意点はあるものの、このシンプルな図からは多くの物語が見えてくる。西洋における産業革命の甚大な影響や、アジア再興の勢いなどだ。

しかし、すべてを結びつけるもう一つの物語がある。過去1世紀に起きた、人類経済の指数関数的な成長だ。

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数千年にわたり、経済の発展はおおむね直線的で、人口増加と結びついていた。機械や技術革新がなければ、一人が自分の時間と資源で生み出せる量には限りがあった。

近年は、技術とエネルギーの革新によって「ホッケースティック」効果が現れるようになった。

まず西ヨーロッパと北米で起き、今では世界のほかの地域でも起きている。技術をめぐる条件が平準化するなか、中国やインドのように、歴史を通じて伝統的に世界最大級の経済圏だった国々が、いま大きな復活を遂げつつある。

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