世界の多くの移民たちは収入の一部を蓄え、家族を助けるために故郷へ送金しています。こうした送金をすべて合計すると、毎年動く金額は膨大で、途上国への最大級の資金流入の一つとして、国際援助に匹敵します。ピュー・リサーチは最近、世界銀行の数値に基づき、2017年の送金総額の推計を示すデータを発表しました。同年の世界の送金総額は6,250億ドルと推計され、総額が5,860億ドルとみられる2016年から7%増加しました。
米国だけでも、送金額は2017年に1,480億ドルを超えたと推計されています。2004年に実施された調査では、その年に米国に住んでいたラテンアメリカ生まれの成人1,650万人のうち、60%超が定期的に故郷へ送金していたことが分かりました。ピューの新たなデータによると、この傾向は今も続いており、メキシコへの送金総額は300億ドルを超えると推計されています。中国は大きく離れた2位で161億4,000万ドル、インドは117億ドルで3位でした。世界有数の規模を持つ先進経済国も送金先の上位に入り、2017年には韓国へ28億3,000万ドル、ドイツへ28億ドルが送られました。




