米国のインフレ率は3月に40年ぶりの高水準となる8.5%に達したが、一部の商品の価格上昇率ははるかに低かった。
動物性食品を食べない人々の食費は、それほど上昇しなかった。
大都市の公共交通機関の運賃上昇率はわずか1.9%で、ガソリン価格の48%上昇に比べて低かった。
インフレから少しでも逃れようとする米国の消費者は、インフレこの1年間、ほとんど救われなかった。ただし、ベジタリアンだったり、レモンが嫌いだったり、バスで通勤したりする人は別だ。
この1年でインフレは、中古車、電子機器、家具など、パンデミックで品薄になった一部の商品から、ほぼあらゆるものへと広がった。3月には、年間インフレ率が40年ぶりの高水準となる8.5%に達した。それでも、比較的価格が安定していた品目や、値下がりした品目もある。
米国人がこの1年間にインフレを避けられた方法を見てみよう。ただし、それにはかなり限られた種類の商品や活動にお金を使う必要がある。
公共交通機関と自動車通勤
公共交通機関を利用しよう。大都市の運賃上昇率はわずか1.9%だった。運転する人が支払うガソリン価格の前年比48%上昇と比べてみてほしい。もちろん、歩く人はインフレを完全に避けられる。
一方、動物性食品を食べない人は、肉好きの人よりも影響が小さかった。トマトの価格上昇率は、わずか1.7%と最も低い部類だった。他の果物や野菜はそれ以上に値上がりした。悪名高い大恐慌時代の食料で、再び人気が高まっているジャガイモは3.4%値上がりし、そのためフードバンクはさらなる資金を要請した。
バナナは6.3%、リンゴは7.2%値上がりした。大幅な上昇だが、価格が14%上昇した肉、鶏肉、魚、卵に比べればまだ低い。食品のインフレ傾向で唯一の例外は柑橘類で、価格は約20%跳ね上がった。
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家で過ごす人や読書好きはインフレを回避
家で飲むことを選んだ人が支払った飲み物の価格は、前年より2.7%高いだけだった。一方、バーで飲んだ人は4.9%の値上がりに直面した。ブランデーやラムなどの蒸留酒の価格は、この1年でわずか0.8%上昇したが、ウイスキー好きはもう少し高い金額を支払う必要があった。
パーソナルケア用品など、パンデミック中のぜいたく品への支出を続けた人々はパーソナルケア用品やアイスクリームの価格上昇率が3.5%未満にとどまった。
一方、娯楽として読書を楽しんだ人々の支出は、前年からそれほど増えなかった。娯楽用の書籍は1.1%、新聞や雑誌は2%の値上がりだった。
ミシン、布地、裁縫用品の価格上昇率は2%未満だった。パンデミック中にミシンの販売が急増したにもかかわらずだ。テレビの価格は実際に1.5%下落した。
飛行機に乗ってホテルに泊まることを選んだ米国人は、前年より20%以上多く支払った一方、クルーズ船に乗った人はお得だった。船賃は1.6%下落した。もちろん、おそらくその理由は、先月まで米国疾病予防管理センター(CDC)がクルーズ船への乗船を控えるよう勧告していたことだろう。





