スマートフォンとモバイルバンキングのおかげで、現在、銀行口座を利用できる人はかつてないほど増えています。
しかし、世界では成人のほぼ5人に1人が依然として銀行口座を持っていません。
銀行口座を持たない人が最も多いのは、世界で最も人口の多い国々であり、最も急速に成長する経済国のうちの2か国でもある中国とインドです。
両国を合わせると、銀行口座を持たない成人17億人のうち4億1,500万人を占めます。
国連は、銀行口座を利用できないことを経済発展の大きな障壁と位置づけ、金融包摂をその持続可能な開発目標の一つに掲げています。
銀行口座がなければ、何十億人もの人々は信用枠を利用できず、友人からの借り入れや質入れなど、非公式な方法に頼って資金を管理しています。
しかし、デジタル経済が何百万人もの人々の状況を変えつつあります。
世界銀行によると、12億人の成人が2011年以降に銀行口座を利用できるようになり、そのうち5億人は過去3年間に初めて口座を開設しました。
金融包摂が加速した背景には、デジタルバンキング、とりわけスマートフォンの普及があるとしています。
モバイルマネー業界は、90か国で展開される276のモバイルマネーサービスを通じて、1日あたり10億ドルを処理していると、世界のモバイルネットワーク事業者の団体であるGSMAは伝えています。




