以下は、セッション「 In Tech We Trust 」および「 The Future of the Digital Economy 」( Davos 2015)からの主な発言です。各セッションをクリックすると、全編をご覧いただけます。
エリック・シュミット、Google会長、米国
「機械知能の新たな進展により、地球上のすべての人々にとって、私たちははるかに賢くなります。スマートフォンが基本的にスーパーコンピューターだからです。」
「昨年、約4億人がスマートフォンを手にしました。これが大きな出来事だと思うなら、発展途上国の人々にどのような影響をもたらすか想像してみてください。」
「構築されつつある新しいツールを使った学習や教育について考えてみてください。その加速の始まりに私たちは立っており、その恩恵はほとんど圧倒的なほど大きいものです。」
「このテクノロジーによって、誰もがより賢くなります……そして、人々に力を与えることこそが、技術進歩の秘訣です。」
「[将来は]インターネットは姿を消すでしょう……それを意識することさえなくなり、常に自分の存在の一部となるのです。」
シェリル・サンドバーグ、最高執行責任者兼取締役、Facebook、米国
「[インターネット]をより多くの人々に広げられれば、発言力が高まり……経済的機会が増え……平等も進みます。」
「女性をオンラインにつなぐことの恩恵は、男性をつなぐ恩恵を上回ることがよくあります。女性たちは、その投資を子どもの教育や医療に還元するからです。」

サティア・ナデラ、最高経営責任者、Microsoft Corporation、米国
「テクノロジーの役割について、私は最も確かな見通しを持っています。結局のところ、私にとって重要なのは人的資本と人間の可能性であり、テクノロジーは人々が偉大なことを成し遂げる力になります。人間の手に委ねられたテクノロジーが何を可能にするのか、楽観的であるべきです。」
「プライバシーと、正当な公共の安全のためのデータ利用とのバランスを取らなければなりません。インターネットは世界にとって最も重要な公共財の一つであり、共有の財産です。それを破壊すれば、経済の未来の多くを破壊することになります。」
マーク・R・ベニオフ、会長兼最高経営責任者、Salesforce、米国
「信頼は深刻な問題です。新たな水準の透明性を実現しなければなりません。徹底した透明性を通じてのみ、信頼を根本から新たな水準へと高められます。」
マリッサ・メイヤー、社長兼最高経営責任者、Yahoo!
「スノーデン事件への反応として、多くの人がプライバシーをより懸念するようになり、暗号化が大きな関心事になったのを目にしました。」

ティム・バーナーズ=リー、MITコンピューター科学・人工知能研究所工学教授、米国
「来年ここに戻ってきたときには、もっと前向きなことを話せていると願っています。人々が私たちを監視し、データを悪用するのではないかという細かな不安ばかりを心配するのではなく、データをめぐる非常に刺激的な可能性に目覚めていることを願います。」
「好きな場所にデータを保存でき、しかもそこでは、そのデータが私のものとして扱われる形で保管される。そんな状況になっていてほしいと思います。」
ヴィットリオ・コラオ、最高経営責任者、Vodafone Group、英国
「デジタル経済の未来像として、私には一つの映画が見えます。誰もがつながり、遅延は極めて小さく、速度は非常に速く、超高密度の接続が利用できる世界の物語です。今、私たちは何か素晴らしいことの始まりにいます……生産性や資金だけでなく、より平等な世界をもたらす前向きなエネルギーも解き放たれるのが見えます。」
「私にとって未来の最大の問いは、今後も本当に周波数の利用を免許制にするのかということです。政府は酸素に免許を出すでしょうか。いいえ。インターネットは酸素であり、水です。」
画像:世界経済フォーラム年次総会2015のセッション「The Future of the Digital Economy」が始まる際、Facebookの最高執行責任者兼取締役シェリル・サンドバーグ(米国)が、1月22日にダボスの会議センターで演壇に上がる。WORLD ECONOMIC FORUM/swiss-image.ch/Photo Valeriano DiDomenico

