今週も、経済成長と社会的包摂に関する、今週の興味深い記事を厳選してお届けします。
1. 数字で見る現状。 アフリカのGDPに占める製造業の寄与の割合は、1980年から2013年にかけて低下し、サハラ以南アフリカの世界輸出に占める割合も同様に低下しました。この地域は今後も、むしろサービス部門を基盤に発展していくのでしょうか(詳しくは、 Africa Competitiveness Report 2015 をご覧ください)。 (The Economist)
出典:Economist
2. 今年の世界経済成長率は2.9%と低迷し、貿易と新興市場の生産も減速 ――OECDは今週、最新の経済見通しを発表しました。(OECD)
3. Gavin Daviesは、商品価格の急落に伴う世界的なデフレ懸念と産業不況が和らぐ可能性が高い理由をいくつか挙げています。 (Financial Times)
4. 人々は年齢を重ねるにつれて、格差が拡大します。 なぜでしょうか。(CBS News)
5. 第四次産業革命は、世界がこれまでに経験した最大の経済変化なのでしょうか? (World Economic Forum)
6. フィンランドでは、ユニバーサル・ベーシックインカムの導入が検討されています。 最近の調査では、回答者の69%がフィンランドでのベーシックインカム制度に賛成しています。(BloombergView)
7. 米国で世代間の流動性――不利な環境に生まれた子どもが所得階層を上昇する容易さ――が低くなったのは、いつからでしょうか? この記事は、いわゆる「グレート・ギャツビー曲線」をめぐる研究を裏付けるものとして、その起点を「グレート・ギャツビー」時代に求めています。(VoxEU)
8. メキシコでは現金払いの人気が高まり、政府の歳入を損なっています。 (Bloomberg)
9. 中国が投資と輸出を軸とする成長モデルから、サービスと国内消費を軸とするモデルへと「リバランス」を進めるなか、この記事は、借入制約があまりにも厳しいため、消費が近いうちに成長を支えることはないと示唆しています。 (Project Syndicate)
10. 中小企業は、雇用創出を通じて経済成長と社会的包摂を促す重要な担い手です。 発展途上国で急成長するスタートアップをどのように見極め、資金面で支援できるでしょうか?(World Economic Forum)
著者:Jennifer BlankeはWorld Economic Forumのチーフエコノミストです。
画像:2014年12月8日、ジャカルタのムアラ・バル港で木造船の上を歩く作業員。REUTERS/Beawiharta



