カリフォルニア州のホームレス人口は昨年、16%増えて15万1,000人となった。
ギャビン・ニューサム知事は、州有地をホームレス用シェルターとして活用し、法改正を行う計画を発表した。
知事は、メンタルヘルスを含む健康問題にも、ホームレス問題と併せて取り組むことを提案した。
カリフォルニア州のホームレス人口は昨年、約15万1,000人へと16%急増した。州全体で手頃な価格の住宅が不足していることが、根本原因の一つとなっている。
ギャビン・ニューサム知事は水曜日、カリフォルニア州が州有地の約300カ所をホームレス用シェルターとして提供すると述べた。また、地方当局者が精神疾患のある人々を路上から保護施設へ移しやすくなるよう、州法を改正すべきだとした。
民主党のニューサム知事は、州議会に対する年次の州政報告演説の大半を、ホームレス危機に割いた。
「ありのままに言おう。最も豊かな国の最も豊かな州が……自らの住民の多くに適切な住まいを提供し、治療し、人道的に扱えていないのは、恥ずべきことだ」とニューサム知事は述べた。
政府が支出を行っているにもかかわらず、カリフォルニア州のホームレス人口は昨年、約15万1,000人へと16%急増した。州全体で手頃な価格の住宅が不足していることが、根本原因の一つとなっている。
ニューサム知事はすでに、今年、人々の住居確保に追加で7億5,000万ドルを支出する案を提示している。これは、過去に割り当てられた10億ドル超に上乗せされる。また、ホームレス支援サービスの拡充に6億9,500万ドルを充てる案も示した。
同知事の提案の多くは、煩雑な手続きを減らし、解決策の実施を早めることを目的としていた。「必要なのは住宅の増加であり、遅延の増加ではない」と同知事は述べた。
州は、ホームレス状態にある家族や高齢者向けの緊急移動式住宅トレーラーと支援サービスの提供を始めており、ホームレスが増加している農村地域も対象に含まれる。
ニューサム知事は水曜日、空き地、見本市会場、州兵施設、その他の州有建物からなる州有地286カ所を、ホームレスの住居として使うため、無償で地方自治体に引き渡すと発表した。
ホームレス状態にある人の多くは精神疾患を抱えていると同知事は指摘した。この危機は、州立精神病院が閉鎖され、適切な財源を確保できなかった地域保健サービスに置き換えられた数十年前にさかのぼる。
ニューサム知事は、医療支援を拒む精神疾患のあるホームレスの人々について、政府が法定後見人となるための要件を緩和する案を示した。これにより、本人たちは路上から移され、ケアを受けることになる。
カリフォルニア州は、市民的自由と個人の自由を尊重しつつ、人々を命を救う治療につなげることを優先しなければならないと、同知事は述べた。
同知事は、ホームレス問題への対応にあたり、メンタルヘルスと併せて、より幅広い健康問題にも取り組むことを提案した。
「医療と住居は、もはや切り離して考えることはできない。結局のところ、頭上に屋根があること以上に、人の幸福にとって基本的なものがあるだろうか」
ニューサム知事はまた、ホームレス用シェルターを州の厳格な環境審査の対象から除外するよう求めた。環境審査によって事業が遅れ、近隣にシェルターを望まない反対派が提案を頓挫させる時間を得ているためだ。
共和党のドナルド・トランプ大統領は、ホームレス問題をめぐってカリフォルニア州をたびたび非難しており、火曜日にロサンゼルスを訪問した際にも、再び批判した。
トランプ氏は、連邦政府の介入が必要かもしれないと述べた。
「彼らが自分たちでできないのなら、われわれがやる」と大統領は述べた。「連邦政府が引き継ぎ、われわれが実行する」


