2021年、米国の人々は幅広いジャンルの本を読み、全体ではフィクションが最も人気のジャンルでした。
以下では、前年に米国の公共図書館で最も多く貸し出された本を紹介します。
2021年のパンデミックのさなか、米国の人々は多様な作品や作家の本を読みました。全体で最も人気だったのはフィクションで、『The Vanishing Half』、『Where the Crawdads Sing』、『The Midnight Library』、『The Four Winds』などが含まれます。最も多く貸し出されたノンフィクションは、イザベル・ウィルカーソン著の『Caste: The Origins of Our Discontents』でした。児童書では、ジェフ・キニー著の『Diary of a Wimpy Kid: The Deep End』が最も人気で、続いてデイブ・ピルキーのDog Manシリーズがランクインしました。このデータは、米国の大都市にある公共図書館36館を対象にQuartzが実施した調査に基づいています。そのうち14館が、最も人気のある本に関するデータを提供しました。米国の公共図書館
米国の公共図書館で貸し出しの多かった本:
電子書籍が読者に人気だったことは、驚くことではありません。『The Four Winds』(クリスティン・ハナ著)は、図書館の電子書籍貸し出しランキングで最も多く首位となった本です。5館でトップでした。『The Vanishing Half』(ブリット・ベネット著)は、3館で最も多く貸し出された電子書籍でした。
パンデミックによって、特に公共図書館が閉館していた時期にデジタル資料の貸し出しが大きく増えたのは確かですが、電子書籍の貸し出しは2020年以前から増加していました。「毎年、電子書籍の利用が急増するのを目にしてきました」と、ソルトレイクシティ公共図書館の副館長クイン・スミス氏は話します。「利用者は電子書籍や電子オーディオブックをダウンロードできる手軽さを喜んでいます。パンデミックの間、デジタル読書はしばらく唯一現実的な選択肢となりました。」出版社も2021年に新刊書籍のサプライチェーンに問題が生じると警告していました。
図書館は電子書籍への支出を増やしています。「利用者のニーズに応えるため、電子書籍の予算を毎年増やさなければなりません。特に、個人の端末で簡単に借りて読める便利さを利用者が知るにつれて、その必要性は高まっています」と、シャーロット・メクレンバーグ図書館の副館長ハロルド・エスカランテ氏は話します。
電子書籍が人気でも、人々は今も愛着のある図書館に実際に足を運んでいます。「すべての施設が開館してから、デジタル資料の貸し出しはやや減り始め、印刷物の貸し出しは少しずつ増えています」と、シアトル公共図書館の司書フランク・ブラジル氏は話します。

