シャボン玉の構造から、地球から数千光年離れたガス星雲の接写まで、科学をまったく新しいレンズを通してご覧ください。
初開催となる「Science Photographer of the Year(今年の科学写真家)」コンテストは、英国王立写真協会(Royal Photographic Society)が主催するもので、年齢や経験レベルを問わず写真家が撮影した、素晴らしい作品群を生み出しました。
応募者には、科学のストーリーを伝える視覚的に魅力的な写真を撮影することが求められました。写真家たちは、電波デジタル望遠鏡から身近なスマートフォンまで、さまざまな技術を用いています。受賞者は10月初旬にロンドンの科学博物館で発表される予定です。
以下は、最終候補に選ばれた作品の一部です。
シャボン玉は、与えられた空気量に対して空間を最適化し、表面積を最小限に抑えるため、材料科学などの多くの研究分野で有用なツールとなっています。
写真学修士課程の最終制作課題として制作された本作は、筋痛性脳脊髄炎(ME)の治療法を探るために酸素を研究している様子を捉えています。
ネパールのヒマラヤ山脈にある高山湖ゴサイクンダと、頭上に広がる天の川。この銀河は、最大で20万光年に及ぶと考えられています。
高圧交流発電機に接続された安全ピンが、ピンの周囲にコロナ放電の光を生じさせています。このカメラが実際に捉えたのは、ピンに反射した光ではなく、その周囲でイオン化した空気が発する光です。
貯蔵穀物や小麦粉製品の害虫である小さな甲虫を、走査型電子顕微鏡で撮影し、Photoshopで着色した写真です。
はくちょう座にある巨大な輝線星雲(電離ガスで構成)、北アメリカ星雲です。その形は、メキシコ湾まで含めた北アメリカ大陸の姿をしています。
光学顕微鏡で5倍の倍率で撮影した、クワガタムシの画像です。
英国北西部のジョドレルバンク天文台にあるラベル望遠鏡の内部。宇宙と時間を理解する私たちの探求を支える装置です。この画像は、望遠鏡の構造に見られる摩耗を示しています。
この種は泳ぐことはなく、水中で上下に脈動するように動きます。食べ物は海の浮遊生物で、体の色は水中の藻類に由来します。