読書が成功への助けになることは、よく知られています。優れた実績を上げている人々は、 読書を好む傾向があります。
しかし、新しい本を読み始めるのは気が重く、時間がかかりすぎるように感じることがあります。幸い、販売、マネジメント、投資についての有益な情報が詰まった、短いビジネス書がいくつもあります。
午後のうちに読み始めて読み終えられる、150ページ未満の優れたビジネス書をリストにまとめました。
スペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』
『チーズはどこへ消えた?』は、「シャーク・タンク」の投資家デイモンド・ジョンが、人生を変えたビジネス書として挙げた一冊です。
ジョンソンの寓話は、1998年の刊行と同時に大ヒットし、過去10年間にわたってベストセラーであり続けています。迷路に暮らす2匹のネズミ、スニッフとスカリー、そして小人のような2人、ヘムとホーを描いた物語です。チーズのある場所が、ある日突然、毎日変わり始めます。
ジョンソンが本書を書いたのは、インターネットがより広く利用され始め、世界中の企業が適応し、新たなビジネスの方法を学ぶ必要に迫られていた頃です。変化への恐れを手放す方法についての教えは、時代を超えて通用します。
ジェームズ・アレン著『「原因」と「結果」の法則』
この短い古典は、すべての起業家の本棚に置いておくべき一冊です。1902年刊の『「原因」と「結果」の法則』には、時代を超える知恵が詰まっています。著者でコーチのトニー・ロビンズは、「とても小さくて読みやすく、しかも深いので」、人によく勧めると語っています。少なくとも12回は読んだそうです。
アレンは本書で、人生は運命や幸運、外的な状況に左右されるのではなく、完全に自分の手中にあると強調しています。成功するには、まず心の中で成功しなければならないと述べています。
ダレル・ハフ著『統計でウソをつく法』
ビル・ゲイツに役立った『統計でウソをつく法』なら、あなたにも役立つかもしれません。実業家で読書家のゲイツは、統計がいかに人を欺きうるかを扱ったハフの150ページの本を、夏に必読の本のリストに加えました。
1954年に書かれた本ですが、ゲイツは古さを感じさせないと断言しています。むしろ、読めば自分の知識が深まり、目にする情報をより懐疑的に捉えられるようになるでしょう。
オグ・マンディーノ著『世界最強の商人』
ビジネスで優れた成果を上げるには、自分自身が優れたセールスパーソンである必要があります。アイデアや商品、サービスを売り込めなければ、成功は望めません。
1968年から読み継がれている『世界最強の商人』で、マンディーノは、シンプルでありながら力強い真理を、明快で人を引き込む文体でいくつも示しています。物語の舞台は古代エルサレム。主人が非常に裕福な商人であるラクダ使いの少年、ハフィドが主人公です。ハフィドは主人の成功の秘訣を知りたいと願い、商人は知恵を記した10巻の巻物を授けて導きます。
ケネス・ブランチャード、スペンサー・ジョンソン著『1分間マネジャー』
デイモンド・ジョンが選んだもう一冊、『1分間マネジャー』は、上司と従業員の効果的なコミュニケーションのためのガイドです。
ブランチャードとジョンソンによると、マネジャーは従業員に仕事を1分で説明でき、称賛や批判もわずか60秒で伝えられます。「1分間マネジャー」の説明に加え、著者らは、マネジャーと従業員の間の障壁を低くする方法や、できるだけ率直に意思を伝える方法について助言しています。
ビジネス書のベストセラーを新たに改訂した『新1分間マネジャー』が、5月に刊行されました。
ダニエル・C・ゴールディ、ゴードン・S・マレー著『投資の答え』
ゴールディとマレーによる投資ガイド『投資の答え』は100ページ未満で、すべての投資家が決めるべき5つの事項に焦点を当てています。専門家と組むか、自分だけで投資するか、株式・債券・現金にどう配分するか、資産をいつ売買するかなどです。
ウォール街で長年経験を積んだマレーと、ファイナンシャルアドバイザーのゴールディは、経験豊富な人から初心者、その中間にいる人まで、あらゆる投資家が読めるよう、簡潔で専門用語の少ないガイドに仕上げています。
ジョージ・S・クレイソン著『バビロンの大富豪』
クレイソンの名高いベストセラーは、歴史あるバビロンを舞台にした、読者を引き込む一連の寓話を通じて、個人の資産管理について知っておくべきことをすべて教えてくれます。
『バビロンの大富豪』は、まず自分自身に支払うこと、収入の範囲内で暮らすこと、自分に投資することなど、時代を超える金融の教訓を伝えています。
ベルナデット・ジワ著『マーケティング:ラブストーリー』
ジワは、デジタル時代の優れたマーケティングをテーマに、人気のブログ記事をいくつも本にまとめています。
『マーケティング:ラブストーリー』は、ビジネスや起業に対する異なるアプローチを提案します。モノを売るのをやめ、物語を語り始めることです。消費者が自分たちに向けられるマーケティングを以前よりよく理解するようになった今、顧客の視点に立ち、自社の商品やアイデアを受け入れたらどのように感じるのかを正確に伝えることが、ますます重要になっています。
トーマス・コーリー著『金持ちの習慣:裕福な人々の毎日の成功習慣』
ビジネスで成功するには、健全な個人資産管理の習慣を身につけることが重要です。
『金持ちの習慣』の著者トーマス・コーリーは、裕福な人々と貧しい人々の暮らしを5年間調査し、それぞれのグループに当てはまる人々の傾向として、自ら「金持ちの習慣」「貧困の習慣」と呼ぶものを分類しました。
94ページの本書は調査結果を概説し、定期的な運動や友人の誕生日に電話をすることなど、ごく簡単な習慣でさえ、富を築ける可能性を高めうることを示しています。
この記事は、 ビジネス・インサイダーとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味するものではありません。
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著者:キャスリーン・エルキンズは、ビジネス・インサイダーで個人金融を担当しています。
画像:スコピエの屋外書店で本を読む女性。REUTERS/Ognen Teofilovski
