1月の第3月曜日は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーです。
公民権運動の指導者は1929年1月15日に生まれ、1968年4月に銃撃されて亡くなりました。
ジョージ・フロイドの死とそれに続く世界各地の抗議行動から1年を経て、彼の最も有名な名言はかつてないほど心に響いています。
この記事は2021年1月18日に更新されました。
今年は、アメリカで最も広く知られる公民権運動指導者の生涯をたたえる、例年の行進やパレードは見送られていますが、オンラインイベントでマーティン・ルーサー・キング・ジュニアを追悼します。
今日はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーです。米国の連邦祝日で、1月の第3月曜日に祝われ、1月15日の彼の誕生日を記念します。
多くの人々がこの日を、マーティン・ルーサー・キングが実現を望んだ平等な世界を求める運動を続ける機会とするでしょう。とりわけ、2020年5月のジョージ・フロイドの死は世界に衝撃を与え、「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」運動の抗議行動を引き起こしました。
1950年代から1960年代にかけて、バプテスト派の牧師だったキングは、多くの人々をアメリカの公民権運動へと結集させました。非暴力の抗議を熱烈に信じた彼にとって、最も強力な武器は言葉でした。
キングは、世界で最も有名な演説をいくつも行いました。それらは今も記憶され、今日もなお、とりわけ大きな意味を持っています。
彼の最も有名な名言を7つ紹介します。
1.「私たちは必ず勝利する。道徳的宇宙の弧は長いが、正義へと曲がっていくからだ。」
2.「闇で闇を追い払うことはできない。それができるのは光だけだ。憎しみで憎しみを追い払うことはできない。それができるのは愛だけだ。」
3.「人間の真価を測る究極の基準は、安楽で便利なときにどこに立っているかではなく、困難や論争のさなかにどこに立っているかだ。」
4.「どこかで起きる不正義は、あらゆる場所の正義を脅かす。私たちは逃れられない相互依存の網にとらわれ、運命という一枚の衣をともにまとっている。ひとりに直接影響することは、間接的にすべての人に影響する。」
5.「真の平和とは、単に緊張がないことではない。正義が存在することだ。」
6.「『戦争をしてはならない』と言うだけでは十分ではない。平和を愛し、そのために犠牲を払う必要がある。」
7.「私には夢がある。いつの日か、私の幼い4人の子どもたちが、肌の色ではなく、その人格によって評価される国に暮らすという夢が。」
マーティン・ルーサー・キングは1929年1月15日、ジョージア州アトランタで生まれました。人種隔離を実施するバス会社のボイコットを組織したり、黒人と白人の不平等を訴える行進を行ったりするなど、非暴力の抗議手段を用いて公民権運動に熱心に取り組みました。幅広い支持を集め、1963年にはジョン・F・ケネディ大統領も支持を表明しました。
同年後半、キングは「私には夢がある」演説を、仕事と自由を求めるワシントン大行進に集まった25万人の聴衆に向けて行いました。演説では、すべての人々が平等に扱われる未来を描きました。1964年、米国政府は公民権法を制定し、公共施設や宿泊施設における白人と黒人の分離を終わらせました。キングは同年後半、ノーベル平和賞を受賞しました。
1968年4月、キングはメンフィスで行進を率いる準備をしていたところ、滞在先のモーテルのバルコニーで銃撃され、殺害されました。
彼の死から50年以上がたった今も、米国では人種間の緊張が根強く残っています。2020年には、ジョージ・フロイドの死を受け、全米各地で抗議行動が起きました。
