食料システムの変革:各国主導のイノベーションへの道筋

Jan 20, 2022 食料システムの変革:各国主導のイノベーションへの道筋
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すべての人を養い、誰一人取り残さない、ネットゼロで自然にプラスの食料システムへの緊急の移行が、かつてないほど重要になっている。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、飢餓と栄養、気候と自然、社会的不平等をめぐって私たちがすでに直面している複雑な課題は、さらに深刻化した。イノベーションは、こうした移行を実現し、食料システム全体の課題の解決を後押しする大きな機会となる。

世界経済フォーラムの食料システム・イニシアチブと国連食糧農業機関(FAO)が発表した白書『Transforming Food Systems: Pathways for Country-led Innovation(食料システムの変革:各国主導のイノベーションへの道筋)』は、食料システムのすべての利害関係者のニーズに応える包摂的なイノベーションを加速・拡大し、イノベーションを生み出す能力への投資を各国が進められるよう支援する、行動志向のロードマップを提示している。

このロードマップは、2021年9月にアントニオ・グテーレス国連事務総長が主催した国連食料システムサミットの主要な構成要素である「変革をもたらすイノベーション」の取り組みを基盤としている。同取り組みは、公共、民間、社会の各部門を代表する約80の組織パートナーからなる多様なコミュニティを結集し、より幅広く包括的なイノベーションの捉え方の採用を促した。その考え方は、地域および伝統の知識を包摂し、各国のイノベーション・エコシステムを活性化し、制度面・社会面のイノベーションを促進するとともに、データの力やデジタルソリューションなど、目的に適した技術を活用するものである。

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