ネットゼロ移行に関するグローバル・フューチャー・カウンシル、ストックホルム+50を前に白書2冊を発表
国連初の環境会議から50年を記念する国連ハイレベル会合「ストックホルム+50」が6月2~3日に開催されるのを前に、環境分野の多くの関係者が準備を進めるなか、ネットゼロ移行に関するグローバル・フューチャー・カウンシルは、産業が低炭素の未来づくりを主導する方法を検討する白書2冊を発表する。
本稿は第2弾として、気候変動対策における公約と実行の間の隔たりが拡大していることを取り上げ、ネットゼロ目標の達成に必要なスピードと規模を実現するために、どのような協調が求められるかを検討する。そのため、次の3つのテーマを扱う。
– エネルギーの生産・消費および重工業の各分野における2030年までのギャップをより詳細に把握し、課題の規模を明確に示す
– こうしたギャップの解消と、必要な突破口となる行動の実行を依然として妨げている障害を特定する
– 企業、国、金融関係者がネットゼロ経済の構築に向け、より迅速かつ効率的に前進できるようにする革新的なモデルと仕組みを紹介する
本稿は、各産業分野にデリバリー・プラットフォームを設け、必要な規模でプロジェクトのパイプラインを始動させるため、実現しやすい施策や最初のドミノとなる施策を特定し、優先順位を付ける必要性を強調している。
