建築物とインフラは、年間で世界の炭素排出量の約40%、約15ギガトンを占めています。対策を講じなければ、この数値は劇的に増加し、他部門での脱炭素化の取り組みを事実上損なうおそれがあります。これらの排出量のかなりの部分は、資産が使用される前に排出されています。建材の製造は、建築物の排出量の推定15~20%、インフラの排出量の50~60%を占めています。建材の中でもセメントは特に重要で、建材由来の排出量の約30%、世界の炭素排出量の7%を占めています。したがって、建築物とインフラの炭素フットプリントを削減するためには、コンクリートの製造と使用を検討することが極めて重要であり、この産業の脱炭素化はネットゼロの達成に不可欠です。本ホワイトペーパーは、セメントとコンクリートの排出量を削減するための低炭素設計を拡大するための7部構成の枠組みを提示します。
