本報告書は、世界経済フォーラムの「ネイチャーポジティブへの移行」シリーズの一環です。同シリーズでは、世界各地の都市やセクターが、世界生物多様性枠組の推進と、自然にプラスの影響をもたらす未来の実現にどのように取り組んでいるかを紹介しています。
マグダレナ川がカリブ海に注ぐ場所に位置するバランキージャは、コロンビアで最も急速に成長する都市の一つであり、自然を活用した解決策を通じて都市開発を再定義しています。かつて深刻な洪水や汚染、社会的不平等に直面していた同市は現在、生態系の回復と生活の質の向上に向け、グリーンインフラ、再生可能エネルギー、水管理に3億8,000万ドル超を投資しています。
シエナガ・デ・マロルキンの再生や、新たな公共緑地の創出などのプロジェクトは、地域社会と自然とのつながりを取り戻し、持続可能な都市変革における地域のリーダーとしてのバランキージャの地位を確立しています。
本報告書は、自然にプラスの影響をもたらし、レジリエントで包摂的な未来に向けた同市の歩みを紹介し、開発を生物多様性の保全や気候目標と整合させようとする他の都市にも教訓を示します。
