現在、世界中でサイバーセキュリティ専門家が約400万人不足しており、有資格者への需要は前年比で一貫して増加しているため、この不足は解消する兆しが見えません。本報告書は、業界の人材不足に懸念を抱き、それぞれの分野で強固なサイバーセキュリティ人材の育成と確保に取り組む官民の意思決定者にとっての参考資料となることを目的としています。
サイバーセキュリティ人材不足は単一の主体だけでは効果的に解決できないとの認識のもと、世界経済フォーラムは、50を超える官民の組織と協力し、戦略的なサイバーセキュリティ人材フレームワーク(CTF)を策定しました。CTFは、組織が持続可能な人材パイプラインを構築できるよう、実行可能なアプローチを提示するものです。CTFは次の4つの優先分野に取り組みます。
サイバーセキュリティ分野への人材の誘致
サイバーセキュリティ専門家の教育と訓練
適切なサイバーセキュリティ人材の採用
サイバーセキュリティ専門家の定着
