企業の取締役会の役割は、かつてないほど重要であると同時に、見直しの対象となっています。過去20年間に起きた技術、環境、地政学、社会経済の大きな変化に加え、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる世界的な人道危機および経済危機が、コーポレート・ガバナンスの原則と慣行の再検討を促しており、同時に公共ガバナンスにも根本的な課題を突きつけています。この企業の事業環境における深刻な変化により、環境・社会・ガバナンス・データ管理(ESG&D)に関する検討事項は、企業の根本的な目的である持続可能な価値創造にとって、ますます重要性を増しています。ESG&D要因の重要性が高まっていることから、今日しばしばそうであるように、これらを個別に切り離し事実上劣後させるのではなく、企業の中核的な戦略、業務、ガバナンスにより十分に統合し、内部化することが求められています。
