サプライチェーン組織が新たなブロックチェーン・プロジェクトを立ち上げる際、最も悩ましい検討事項の一つは、パブリック型とプライベート型のどちらの台帳を用いるか、また、どのような許可モデルを採用するかという点であることが一般的です。この決定は、機能性、セキュリティ、他の関係者のシステムとの互換性、そして何よりも、企業の競争上のポジショニングに影響します。サプライチェーンの意思決定者が、マーケティング上の誇大宣伝を見極め、自社の特定の要件に最適なソリューションを選択できることは重要です。本稿では、パブリック型かプライベート型かの決定において考慮すべき重要な点を検討するとともに、パブリック型とプライベート型をめぐる議論の要素を分かりやすく解説します。本稿の知見は、調査に加え、多様な業界、地域、用途にわたるブロックチェーン利用者への詳細なインタビューから得られたものです。本稿は、サプライチェーンにおける分散型台帳技術(DLT)の責任ある導入のための新たなツールの共同創出を扱うシリーズの第3弾です。

