国家管轄権外区域の海洋生物多様性のガバナンス:民間セクターの役割と機会

Sep 24, 2024 国家管轄権外区域の海洋生物多様性のガバナンス:民間セクターの役割と機会
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「海洋法に関する国際連合条約に基づく国家管轄権外区域の海洋生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する協定」(BBNJ協定)の発効は、歴史的な節目となります。本白書では、これらの海域で事業を展開する企業の視点から、同協定がもたらす影響について実践的な知見を紹介します。

国家管轄権外の海域は、地球に残された重要な共有財産の一つであり、地球上の生命を維持するうえで不可欠です。全海洋の3分の2、既知の生息地の95%を占めるこれらの海域には、未確認の種が何百万種も生息しています。熱を吸収し、余剰のCO2を蓄えるその役割は、気候変動の影響を緩和するうえで欠かせません。

こうした海域には世界貿易の90%が通過し、重要なデータ通信インフラが設置されているほか、世界の漁業生産の最大12%を担っています。本稿では、漁業、国際海運、海底ケーブルなどの分野を代表する14社の見解をまとめ、協定とその実施によって生じる課題と機会について紹介します。

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