東南アジアは、2008年の世界経済危機以降、目覚ましい回復を遂げている。経済協力開発機構(OECD)によると、同地域の経済は2013年から2017年にかけて年平均5.5%の成長が見込まれている。経済の再生を促すため、東南アジアは、単一市場と生産基盤を特徴とする東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)の設立を目指している。2015年12月31日の創設を予定するAECに向けた統合プロセスは、域内各国の経済成長水準が多様なため、難航している。2015年にASEAN議長国を務めるミャンマーで進む政治・経済の変革は、さらなる課題をもたらす一方、機会も生み出している。