『政府の未来 ― FASTと好奇心』は、世界経済フォーラムの「政府の未来に関するグローバル・アジェンダ・カウンシル」が2011年に発表した『政府の未来 ― 世界各地から得た教訓』を短く改訂した版です。同カウンシルは、政府変革の主な4つの領域と、その変革の達成に向けた進捗を測定する方法を提案しました。4つの要素は、FAST(フラット、アジャイル、合理化、テクノロジー活用)モデルにまとめられています。フラットな政府は、(a)市民参画、(b)行政効率、(c)意思決定プロセス、(d)政府間および分野横断的な協働を促進します。アジャイルな政府は、課題に迅速に対応できるよう、官民の資源を動員する体制を整えます。合理化された政府は、組織、技術、人材に関する大幅な進歩と併せて、労働力の削減を慎重に計画します。最後に、テクノロジーを活用する政府は、ネットワーク化された世界の動向に合わせて、政策、法制度、規制の枠組みとプロセスを再設計することに成功しています。