責任ある原材料調達へと移行するなかで、深海鉱物はサプライチェーンに位置づけられるのだろうか。コバルトやニッケルなどの深海鉱物の需要は、大幅に増加すると予測されている。しかし、採掘は海底の生態系に損害を与え、より広範な環境・社会への影響をもたらす。この報告書は、深海鉱物の責任ある管理に関する適切な意思決定を妨げる、知識、ステークホルダーの参加、合意形成における重大な隔たりを明らかにする。潜在的な影響に関する知識の隔たりを早急に埋め、合意形成を進め、ステークホルダーの参加を拡大することで、意思決定を改善するよう呼びかけている。共通の自然遺産を、予防的な姿勢を持ち、十分な情報に基づいて管理することは、未来の世代に対する私たちの責務である。
