本報告書は、自治体、そのパートナー、都市当局、そして変革の推進者や担い手に向けた包括的な手引きである。困難で一見解決の見込みがない都市ガバナンスの問題に取り組み、将来のシナリオを描くことを促している。都市の種類ごとに、データをどのように集約・分析し、喫緊の課題や戦略上の課題に適用すべきかについては、ほとんど合意がない。それでも、前例のない都市、気候、デジタルの移行を都市が乗り切る上で、データが果たしうる可能性は極めて大きく、過小評価されている可能性が高い。本報告書は、どのようなデータが存在するのかを概観し、都市がそれを最大限に活用するためにどのような手順を踏むべきかを示す。また、都市データのエコシステムへの入り口を提供するとともに、世界中の多様な都市の状況とニーズに適合したデータ政策と能力を構築するための方策の概要を示す。
