『チーフエコノミスト見通し』2022年5月版は、地政学的な展開、世界経済の進路、経済政策の次の一手をめぐる極めて高い不確実性の中で発表されました。新型コロナウイルス感染症後の回復局面に入るどころか、各国経済はさらなるショックに直面しています。何よりもまず、ウクライナでの戦争とそれに伴う地政学的な余波があり、さらに、新型コロナウイルス感染症の新たな流行や主要な工業拠点でのロックダウンも起きています。
本版では、インフレや賃金の動向、食料安全保障、世界的な統合、ロシアへの制裁の影響など、世界経済の見通しを左右する主な要因を検討し、政策上の主要なトレードオフを示します。フォーラムの「チーフエコノミスト調査」とチーフエコノミスト・コミュニティとの協議を通じて、第一線で活躍するチーフエコノミストたちの総意と個々の見解をまとめています。
