医療分野に新たな技術が導入される際、とりわけAIを基盤とする技術は、綿密な検証を求められます。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、医療アプリケーションでのチャットボットの導入が加速しました。その結果、責任ある利用を促進するため、慎重な検討が必要となっています。こうしたガバナンス上の課題に対処するため、世界経済フォーラムはマルチステークホルダーのコミュニティを結集し、医療におけるチャットボットの責任ある利用を統治する枠組み「Chatbots RESET」を共同で策定しました。本稿で示すこの枠組みは、医療アプリケーションでチャットボットの責任ある利用を促進するために、関係者が活用できる実践的な指針を提供します。
