世界経済フォーラムは、バーレーン経済開発委員会および世界各地の組織からなる運営委員会主導のプロジェクトコミュニティと連携し、越境データフローのロードマップを共同で策定しました。その目的は、データ集約型技術のイノベーションを促進するとともに、地域および国際レベルでのデータ連携を可能にするベストプラクティスの政策を特定することです。
資本、物品、知識、人々が自由に行き来することで世界の他の地域との交流に大きく依存するあらゆる国にとって、効果的な越境データフロー政策の策定は優先課題です。今やこれまで以上に、越境データフローは、第4次産業革命で競争し、ポストCOVID-19時代に繁栄を目指す国や地域にとって重要な前提条件となっています。
こうした現実があるにもかかわらず、国境を越えるデータの移動を制限する政策が世界各地で増えており、世界のデジタル経済に深刻な脅威をもたらしています。また、人工知能(AI)やブロックチェーンなど、データに依存する技術がもたらす経済的・社会的利益を各国が最大限に享受する能力も脅かしています。
越境データ共有に取り組む国々が、データフローの便益とリスクの微妙な均衡を保つ強固な国内政策をそれぞれ設計するための指針として、このロードマップを安心して活用できることを願っています。
