世界の情報の大半はデジタル形式で保存されていますが、リンク切れやサーバーの変更から、ウェブホスティング料金の未払いに至るまで、さまざまな理由で予告なく消失しかねない脆弱な状態にあります。悪意のある主体がその情報を削除したり改変したりすることで消えてしまう場合さえあります。市民的自由を専門とする弁護士で、Filecoin Foundationの会長でもあるマルタ・ベルチャーは、現代の情報保存の標準がなぜこれほど脆弱なのか、そして、データを守ることがなぜ人権の問題なのかを解説します。さらに、情報を守り、保存のための新たなインセンティブを生み出すために、クリプトと分散型データベースを活用する、根本的に新しいアプローチを紹介します。また、このアプローチが、Web3技術がプライバシーや市民的自由の保護に新たな取り組みをどのように組み込みうるかを示す先駆けとなっていることも説明します。ウクライナの戦争犯罪の証拠や、アレクサンダー・グラハム・ベルの最初期の音声録音といったデジタル資料の保護にすでにどのように使われているか、さらには宇宙通信の改善にも使える可能性について紹介します。クリプト法の先駆者でもあるマルタは、これまでのキャリアを通じてオープンソースのソリューションを推進してきた独自の方法や、それらの教訓が、どのようなリーダーでもより良く協働する助けになることも語ります。
気候変動対策
世界気象機関(WMO)によると、アジアは気候災害による被害が最も大きい地域である。

